2016年3月6日
13連勤明けということもあり、
どうしても岩場で登りたかったオレ。
もともとこの日は笠間の予定だったのだが、
天気はどうにも怪しく、湿度もかなり高めな予報。
そこであまり湿度とか関係なさそうな
三峰行きを仲間に提案したところ、
突撃上等なメンツが集まった。
オレ、盛り、ライツの花粉症3兄弟である。
オレの持論だが、
天気予報悪いのに岩場にくるのはだいたい良いヤツ。
この日の三峰は予想通り人が少なかったが、
会う人みんな感じが良くて、
たぶんオレが一番、愛想悪かったと思う。
肝心の天気も崩れそうな気配はなく、
時には晴れ間ものぞくほど。
気温も高く、久しぶりにTシャツで登れた。
ただし花粉が大いに舞っているようで、
一番症状が軽い盛りは平気な様子だったが、
オレは気がついたらくしゃみを頻発。
花粉症レベル5のライツはひたすらズビズバしていた。
それはそうと、
三峰はオレが一度来たことがあるだけでほぼ素人な三人。
見栄えのする岩の人気課題として知られる
一輪車をやろうということになったが、
どうもリーチがないとスタートが厳しいらしく、
盛りとライツはすぐに付近の
涼しいマントル(初段)に移行してしまった。
初めての岩場でこの思い切りの良さを発揮できるのは、
さすがに狡猾さが際立つふたりである。
さて、居残ったオレの一輪車。
途中、他グループと一緒に登る時間帯もあり、
おかげで何となくムーブは分かってしまったが、
中盤以降の足置きがしっくり来ず、
落ちるパートも毎回違うような始末だった。
しかし、一人になったところで、
本腰を入れて細かな足置きを研究。
どうやら正解を見つけ、そこからリップまでは一気だった。
涼しいマントルを激撃ちしていた盛りとライツは
最後の4級部分をつなげられず、惜しくも敗退。
いつもは狙いの課題を3便だけトライして帰るような盛りが、
めずらしく粘っていたのが印象深い。
実はこの男、最近スポーツジムに通って体を鍛えているらしい。
トライ数が少ないのは単に体力がなかったからなのだ。
いいからクライミングジムいけよ。
みなけっこうよれていたが、
もう一踏ん張りということで草もち岩へ移動。
オレは宿題のペタシがあっさり登れた。
やはり手首がよくなってきているようだ。
ライツの汚らしいくしゃみが河原に延々と響き渡る中、
ぽつぽつと雨が降り出し、3時半頃に撤収となった。
《主なトライ/三峰ボルダー》
【どくろ岩】3級 ◎
※スタート核心だった。一撃。
【シルクハット岩】一輪車 初段 〇
※リップへのデッドポイントがシビれる。
【涼しいマントル】×
※お触り程度。バラせず。
【草もち岩】ペタシ 〇
※元初段の課題。この日は2便で終わった。
【草もち岩】ベロンチョ凹状 〇
※元1級の課題。こちらも面白い。
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