2015年8月2日

盛夏でも快適に登れると噂の瑞牆ハットエリア。
確かに登れるけど、さすがに快適ではない。
場所や時間帯によってはヌメヌメ。
何より体にまとわりつく蜂やブヨなどがわずらわしく、
イライラが頂点に達することも。
そもそも山の斜面にあるボルダーエリアなので、
下地が狭かったり、傾斜で休む場所がなかったりと
居心地の良さを望むのは難しい。
それでも登れるだけでうれしいんだけど。
この日もギエ、むーさん、ライトと最近おなじみのメンツ。
ライトが本当に初心者の頃に来たことあるだけで、
基本的にまったく未知のエリアだ。
僕は事前に「オロチ」というハイボル課題に興味を持っていたのだが、
実際にモノを見ると本当に高いので、とりあえず後回し(結局トライせず)。
みなでアップ後、ギエご所望の「穴くまじろう」に向かった。
この課題にはV5というグレードがついていて1、2級。
三ツ星課題ということらしいのだが、
ルーフのような前傾壁で完全に僕のジャンルではない。
ちょっとさわって、早々に諦めようと思っており、
ひとりで周囲のボルダーを探索などしていたのだが、
帰ってきたらギエが完登とのこと。
ただし足を思い切り擦ったため、トライ継続ということだった。
結局、ギエは3度登って、3度目に足を擦らずに完登していた。
この人、本当にすごいよ。
僕はなんとかバラすことができて、
つなげトライを何度かやったが、
最後のランジが止まらなかった。
小柄なみんなが楽にこなす2手目の寄せで吸われるのだ。
苦手分野で健闘できたので実はわりと満足。
ほかに僕は何とかV3を2本、ハイボルなV2を1本登ったが、
Vグレードには最後まで慣れることはなかった。
むーさんとライトは残念ながら坊主。
ところでむーさんはジムで課題に取り組む際、
バラシができたら「合わせ一本」にして
そのまま終わったことにしてしまうことが判明した。
岩場では許されない。
《主なトライ/瑞牆山ボルダー》
【ガビンアレート】ガビンアレートV3 〇
※リップを取れば終わりかと思いきや・・・。オススメ課題。
【ガビンアレート】ガビガビフェス V2 ×
※トップアウトする寸前、右足で乗り込んでいたホールドがもげた。
マットなしだったので背中から落ちたが、運良くほぼ無傷だった。
【穴くまじろう】V5 ×
※リップ取りに失敗し、指から2か所流血。次はできそう。
【山つつじ】V3 ○
※ヌメヌメ。フリクション次第で難易度が相当変わるはず。
【瑞牆ハイ】V2 ◎ OS
※ヌメヌメ。高さがあり、降りるのも少し怖い。
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