2012年12月2日
1週間、待ちに待ったテッシートライ。
右ポッケさえ取れたら、
次は絶対に完登できる自信があった。
結果、ただの一度も取れなかった。
前回かなりコツをつかんだと思ったポッケ取り。
取れるときは取る直前に「取れる」と分かるのだが、
この日はそういう感覚もなかった。
実は前日から背中に結構なハリと痛みがあって
一抹の不安を感じていたのだが、
これがまんまと的中してしまったわけだ。
金曜日にガスファンヒーターの
お持ち帰りなんてしなければよかった(´Д` )
自分にとってギリギリの課題だからこそ、
こういうこともあるとは理解できる。
理解はできるけど、
ボルダリングって難しいな。また次回、テッシーとは真っさらな気持ちで
向かい合おうと思っております。
そんなわけでこの日の午後は黙々と
デッドエンドの岩で修行に明け暮れていた。
連れのパチも狙いのデッドエンドでムーブの迷路にはまっており、
ブレイクスルーはもう少し先になりそう。
早く二人して宿題終わらせて、
もう少し日の当たる岩でトライしたい。
さて、ここで時間は午前中にさかのぼる。
僕は常々、外岩にいったら
アップの時間も楽しみたいと思っていて、
課題やエリアの選択にはこだわっている。
この日、訪れたのはピンチ・オーバーハングの岩の
対岸にある名無しの岩群。
以前「
クラック3級」なる課題を登りにいったことがあるのだが、
その時は遊歩道が工事中でアプローチにえらい苦労した。
しかし気づけば工事は終わっており、
確かさわっていない4級課題もあったことだし、
これは行くしかないと思ったわけだ。
すると思わぬ発見が!
おそらく水量が多いとすぐに水没してしまう岩が
この日はナイスな下地とともに
いかにもマントルしてくれという感じで佇んでいたので、
おもわず課題を設定してしまった。
奥に見えるのはピンチ岩ねパチにもやってもらったが結構苦労していたから、
一応5級ということに。
さらにその後、
けっこう満足感のあるSD2級を完登できたのは
うれしい誤算だった。
いよいよアップでやる課題がなくなった《この日の主なトライ/御岳ボルダー》
【玉堂美術館エリア】親不知5級 ○
※深い足位置に対処して、マントル直上。歯みたいな形の岩。
【玉堂美術館エリア♯4】4級 ◎ OS
※バランス系。
【玉堂美術館エリア♯5】SD2級 ○
※出だしのムーブがなかなかハードだった。
【デッドエンドの岩】勅使河原美加の半生 初段×
※背中の疲れによるものか、一度もポッケが止まらなかった。
【デッドエンドの岩】デッドエンド左 初段×
※リップをけっこうな勢いではたけるようになった。
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