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40代で二段登れたらなんかください
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2014年5月11日


10日の土曜日は小川山リベンジに燃える
パチ&パヤシ&盛りに同行する予定だったのだが、
一日早い「母の日」のプレゼントということで、
丸一日子守りを引き受け、
自分の代わりに我が妻195を送り出すことにした。
正直、断腸の思いであったが、
三日月ハング1級をワンデイで完登と
しっかりと結果を残してくれたので、
こちらとしても送り出した甲斐があったというものだ。

どんどん強くなって怖いけど(´Д` )

そんなわけでその翌日、
近くの岩場にソロで出かけることになった僕。
いろいろと迷った末に
最近出版された「日本ボルダリングエリア」に掲載されていた
鳩ノ巣ボルダーの様子を見に行ってくることにした。
トポによるとアプローチが厳しいものの、
あの平山ユージ氏初登の「やさしい1級」があるらしく、
あわよくばワンデイでいただこうという目論見であった。


あらゆる意味で甘かった(´Д` )


たぶん季節の問題だろうが、
木や草が生い茂ったアプローチはほとんど藪漕ぎに近く、
あとで気づいたら頭に枝やら葉っぱやらいっぱい刺さっていた。
頭上に鳩ノ巣大橋という目印があるので、
たどり着けないということはないと思うが、
きつい斜面を降りるので危険もそれなりに伴う。
何とかたどり着いた猪木岩の周辺は、
蜂やら虫やらがやたらと多くて閉口した。

この日は非常に暑い一日でもあり、
なかなか集中するのも難しかった。
とはいえ、せっかくここまで来たのだからと
アップのつもりで4級からトライ。
御岳のとけたソフトクリーム岩を思わせる
ツルツルの岩肌にはじきに慣れたが、
コケコケの上部に使えるホールドが見当たらず、
強引にマントルにいく勇気もなかった。
2014年5月現在、これほど難しい4級を僕は他に知らない。


敗退しましたが何か?



ここから動けねえっ

当然、1級にも歯が立たなかったわけだけど、
フリクションが悪かったせいだと思いたい(´Д` )
だいたい「やさしめの1級」ってなんだよ!
すっかりダマされたぜ・・・・


その後は汗だくになって御岳へ転戦。
4級に敗退したというのに二段にトライするという
我ながら涙ぐましい熱意を見せたものの、
こちらも予想通りのど敗退であった。



少なくとも真っ昼間の御岳は
そろそろシーズンオフが近いと痛感したな〜。


おまけ動画



《この日の主なトライ/鳩ノ巣ボルダー&御岳ボルダー》
【猪木岩】文明開化 4級×
 ※かなり高い。上部に使えるホールドを見つけないと登れなそう。
【猪木岩】袈裟斬り 1級×
 ※初手のホールドをマッチで精一杯。意外と悪い。
【忍者返しの岩】忍者クライマー返し 二段×
 ※初めてトライしたが、子供返しの一手目に左手を寄せられず。先は長いぜ!



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2014年4月29日


ボルダリングも長くやっていると、
完登パターンというものが見えてくる。
僕の場合、日数をかけて打ち込んできた課題に関して言えば、
その日のファーストトライで完登、などということはまずあり得ない。
体が起きるまでに時間がかかるタイプということもあって、
たいていの場合はちょっと疲れを感じる頃になって
ようやく完登というパターンが非常に多い。
しかしこの日はいつもと様子が違っていたんだ。

パヤシ、ヒグチン、盛りと
17日ぶりの御岳に行ってきた。
僕はマルガリに取り組むつもりでいたんだけど、
正直、完登できるとは思ってはいなくて、
週末の小川山キャンプに向けての調整程度の気分だった。
だからアップも兼ねてトライした
鵜の瀬岩の立ち鵜で左手の指皮を持っていかれても、
「まあ、仕方ないな」という感じ。
マルガリトライを始める頃には、既にヒリヒリしていて、
そんなに数は撃てないと予想できた。
ところが2度目のトライで右足がひょいと上がり、
いきなりもう少しでマントル体勢に入れるところまで進展。
こうして俄然、完登への欲が沸いてきたのだった。

ここで隣の砂箱岩で猫砂をRPした盛りが
意気揚々とマルガリに参戦。
トライごとに念入りにブラシでホールドを磨きつつ、
互いにムーブを洗練させていった。

はっきり言って、その時点では
僕の方が完登に近いように思えていたのは確かだ。
ところが虎視眈々と工夫を重ねていた盛りは、
突然、この日初めて右の足上げに成功したかと思うと、
そのままベッタリと岩に張り付き、
脇腹をつりながらも根性で完登してしまった。


やられた(´Д` )


念願の完登を横からかっさらわれた僕は、
思えばここで本当にスイッチが入ったのだった。
その直後のトライで初めてマントル体勢に入ったが、
右のヒールがずり落ちて、惜しくも完登ならず。
その後はこのパターンが繰り返されることになる。

実はこの日は昼過ぎから雨の予報となっており、
できれば早めに撤収しようということになっていた。
そのうち、猫砂を撃っていたパヤシ、ヒグチンがマルガリの岩に現れ、
「そろそろ帰ろうよ」的なムードを持ち込んできやがった。
焦りが生じて、まともなトライができなくなった僕は、
ここで仲間の3人に移動を促し、30分だけもらって
ひとりで泣きのトライを開始。
気づけば右の人差し指と中指は爪が浮いて出血し、
それでも悔しいので痛みと闘いながら挑戦を重ねていた。

そして30分後、僕を呼びに来た盛りの前で
持ち前の往生際の悪さを発揮して本気のラストトライ。
しかしもはや一手目も取れず、しおしおのぱーになった僕は、
ここで敗退を宣言し、マットをたたもうとしたのだが・・・・
「もう一度やったら?」と盛りが言うので、
少し休んでやったらすんなり登れた。


これは何だ?


その時はかなり無欲な心境で、
非常にスムーズにトライに移行できたような気がする。
とはいえ他人に促されての完登とはなんだか情けない話だし、
新たな完登パターンの出現に少々戸惑っている。
つくづくクライミングはメンタルが重要だな。


まあ、登れりゃどうでもいいか!


(おまけ動画)





《主なトライ/御岳ボルダー》
【鵜の瀬岩】立ち鵜 1級〇
※再登。SDには希望が持てない。
【マルガリ】初段〇
 ※ようやくRP。左手をしっかり返さず、奥のホールドを狙って楽に登ろうとしたことで手こずった。本当に頭が悪い。



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プロフィール
HN:
anykey
性別:
男性
趣味:
ボルダリング
自己紹介:
世の中のボルダラーは、けっこうブログを書いてるよね。みんな読んでるよね。みんな強くなっていくね。でもさ、俺みたいなアラフォーボルダラーはなかなか強くならない。しかも万年3級。強いみんなには面白くないだろうけど、なるべく面白く、つづっていこうと思う。

<スペック>
身長177㎝(ちょっと大きめ)
体重62~64㎏台
  ※62kg台(登れる体重)
リーチ171㎝(これは悲劇)

<思ひ出の完登>

【御岳】
遊歩道岩逆トラバース(初段)
マルガリ(初段)
エゴイスト(初段)
勅使河原美加の半生(初段)
変形忍者返し(初段)
デッドエンド横断(初段)
ファットアタッカー(初段)
ソフト岩トラバース(初段)
遊歩道岩トラバース(1級)
マミ岩階段(1級)
猫砂(1級)
デッドエンド(1級)
丸こんにゃく中央(1級)
忍者返し(1級)
水の詩(3級)

【川井】
ミワタク(初段)
ベッケンバウアー(1級)
ブロックの右(1級)
キャピタル(2級)
I’ve(2級)
雨樋左(3級)

【小川山】
神の瞳(初段)
モルボル(初段)
忘却の果て(初段)
シャーク(1級)
モンスリー(1級)
ベヒーモス(1級)
エイハブ船長(1級)
黒豆(1級)
三日月ハング(1級)
MNP(1級)
流れの中に(1級)

【北山公園】
ショーギ入門(4級)

【瑞牆山】
猫頭ントル(初段)
指人形(初段)
カラクリ(初段)
ガリガリ君(1級)
夏への扉(1級)
日々の暮らし(1級)
祭の花(1級)
百里眼(1級)

【裏御岳】
ジュリエット(1級)
一徹右(2級)

【湯河原幕岩】
貴船(初段)
パイプライン(初段)
ヒールマン(1級)
木漏れ日(1級)

【十里木】
超深呼吸(初段)

【塩原】
鳥(2級)
後悔(3級)
Dライン(3級)
桜(3級)

【笠間】
シンプル&ディープ(初段)
エ・モーション(1級)
シンプルファイター(1級)
スーパーマントル(2級)
ワシントン倶楽部(2級)
ラブ・タッチ(3級)

【三峰】
涼しいマントル(初段)
一輪車(初段)
地面からランジ(1級)
どくろ岩(2級)
ミミズルート(2級)

OS=2級/RP=初段
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