2014年1月19日
わが妻195がついにこの日、
念願の忍者返し1級を登った。
昨年9月の末にデッドエンドを完登し、
続けて忍者の本格的なトライを開始。
一般的な女性のリーチでは非常に厳しい
「飛ばし」を止められるようになったのは
10月に入ってすぐのころだった。
彼女の身体能力の高さ、負けん気の強さ、
何より勝負強さを知っていたから、
まず年内には登れるのでないかと思っていた。
ところがとある3級課題にトライ中、
不用意に地面に手をついて
左手の中指を脱臼したのが11月の半ば。
骨が皮膚の奥から突き出していたので
当初は折れたと思ったらしいけど、自力で戻したらしい。
僕が足首を骨折してちょうど2週間後のことだった。
あれから二人してポコパンにはまってたな(´Д` )なんとか年内に復帰を果たし、外岩にも通いだしたが、
忍者返しトライを再開したのは1月16日。
そこで飛ばしが決まり、クラックを保持し、
左カチをとらえるところまでいったことで
完登は時間の問題というところになっていた。
僕は例によって自宅で子守りに勤しんでいたわけだが、
完登の知らせがいつくるものかと気が気でならなかった。
そこで電話で近況を聞いてみると、
この日はまったく飛ばしが決まらないとのこと。
まさに「ボルダリングあるある」な事例だし、
本人もこの日の完登はほとんど諦めかけていた。
僕が力になれることといえば、この風向きを変えることだけ。
「とりあえず、最後のトライの前に走ってみたら?」
この日の御岳は非常に寒いと聞いていたので、
少しでも気分転換になればよいと思って言ったのだが、
実践してみると、これがハマったらしい。
その直後のトライ。
最高の気分が止まらないってさ(´Д` )二児の母であり、週1クライマー。
おそらく僕がクライミングに費やした100分の1程度の時間しか
登っていないのもかかわらず、彼女には驚かされっぱなしである。
つい先日、66㎏の大台を超えた僕も
さすがにこの快挙には刺激を受けた。
前日は山登りだったのでレストのつもりだったのが、
嫁さんの帰宅後、いつもは電車で行く荻窪パンプまで
自転車で40分かけて向かい、汗を流してきた。
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