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40代で二段登れたらなんかください
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 2016年5月22日




ライツとレインマン2日目。
マット3枚+サブマット1枚と万全の装備。
現地に着くとすでに先客がいたが、
どこかで見たことがあるような風貌・・・・

ましゃおさんだ!!

まるで旧知の仲のように紹介してしまったが、
オレが今一番注目しているブログの作者さんだ。
理由を述べ始めると長くなってしまうので省略するが、
マイナー課題にひとりで取り組む姿勢に
何となく自分に通じるところがあると感じ、
勝手にお慕い申し上げていた。

ブログは毎日のようにチェックしているので、
当然レインマンにトライ中であることは知っていたし、
むしろこの課題に興味を持ったきっかけでもある。
なんてことを初対面でとうとうと語るわけにもいかないので、
とりあえず「ブログ読んでます」という感じであいさつを交わし、
お近づきになるついでにムーブも盗ませてもらおうと
欲張りなオレなのであった。


さてレインマン。
この日はやたらとアブが多く、しかもホールドに群がるため、
登るたびに追い払うという余計なムーブが必要となって、
やたらとストレスがたまった。
ましゃおさんは最後のリップ取りまで進展しているのだが、
オレとライツはその手前の遠いガバカチ取りができない。
さすがに先週やったばかりなので、
この核心手前まではふたりともスムーズ。
しかしライツはリーチ問題に阻まれ、
手順、足順ともに試行錯誤の必要があるため、
朝っぱらから激撃ちモードに突入した。
オレはどちらかというとパワー不足が問題で、
指がかかっては落ちる惜しいトライを繰り返した。

リップ取りを左手出しにこだわるましゃおさんは、
どうにも打開策が見出せずに悔しそう。
仕事があるということで午前中のみのトライだったが、
何とも潔く、さわやかな敗退ぶりだった。
その後はなぜか猛烈な睡魔に襲われ、
岩の上で寝込んでしまったオレ。
これが「ましゃおロス」・・・・。
また、どこかでお会いできればと思う。


昼寝を終え、頭がスッキリしたオレだったが、
再度トライを開始すると序盤のムーブが辛くなっていた。
その後は新たに4人組が現れたのをきっかけに、
長めのレストを取りながら一本一本を大事に取り組んだ。
結果、午前中と同じようなトライに終始したが、
次回につながる気づきはあったと思う。
ライツはオレが寝ている間も試行錯誤を続けていたが、
どのムーブにも決定打がなく、次回に持ち越しとなった。



その翌日、妻の195は小川山。
あまり興味を示していなかった
エイハブの膝上げまで進展したそうなので、
完登までは積極的に送り出してやりたいと思う。
そんなわけでオレの春の花崗岩シーズンは、
このままフェードアウトしそうである。


むしろレインマン!


おまけ動画



《主なトライ/奥日原ボルダー》
【雨雲岩】レインマン 初段 ×
 ※梅雨で中断とかにならないようにがんばる。
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2016年5月15日


以前から興味のあったレインマンをやりに
奥日原の岩場に行ってきた。
このあたりは以前、登山で来たことがあったが、
当時はボルダリングという言葉すら知らなかったはずだ。
ところどころ景色も覚えていて懐かしかった。

さて、この日は愛妻家の盛りの都合もあって、
朝5時半に地元を出発し、14時には帰途につく予定。
もう一人の参加者ライツはその前日、
オレの嫁さんと十里木→裏御岳と登り倒しており、
疲れもあるだろうから、
こんなスケジュールもありかなと思っていた。



駐車場を見つけるのに少し手間取ったが、
7時半には旧日原小学校の臨時駐車場に到着。
臨時ってのが気になる。
そこから岩場までのアプローチは言われるほどきつくなく、
8時にはレインマンのラインが引かれた
雨雲岩の立派なハングにお目見え。
「これはいいね!」と全員が奮い立たされた。
多くの釣り人が糸を垂れる渓流の風景も美しく、
色々な意味でこれは登りたいと思わせる岩だった。



ちなみにオレはこういうかぶった課題は
まったくの不得手であるため、
一日で登れる自信などはまったく無し。
対する盛りとライツは涼しいマントルを
スイスイと登ってしまう強傾斜上手。
オレに内心プレッシャーがなかったとは言えない。

事前に動画サイトでラインだけは確認しておいたが、
例によって現場対処がモットーのオレ。
手近なガバにぶら下がってアップを終え、
おもむろにトライを開始すると、
いきなりオブザベに失敗。
得意のマシンガントライに突入し、
哀しい現実を認めることとなる。


スタートが全然できねえ(´Д` )


しかしちょうどこの頃、
レインマンを完登間近というソロボルダラーが登場。
天の助けとばかりにスタートをじっと観察したのだが、
強烈にパワフルなムーブで
「これ無理なヤツだ」と一瞬でわかった。
そうこうしているうちに
ライツと盛りは狭いところにキョンをかます
お洒落なムーブを編みだし、スタートを打開。
あっという間においてきぼりになってしまった。
そして最後のリップ取りに苦しんでいた
ソロボルダラー氏がついに完登。
けっこう通って苦労したそうで、
満面の笑顔が傷ついたオレにまぶしすぎた。

ちなみにレインマンの核心はリップ取りではなく、
その手前の遠いガバ取りのようだ。
ライツと盛りは絶望的にも見える
ガバへの距離に体がすくみ、
ムーブを起こせないままでいた。
一方のオレは相変わらずスタートすらできず、
様々な足位置、ムーブを試すのだが、
どれもしっくりと来ず、辛い時間帯がさらに続く。
苦戦は覚悟していたこととは言え、
初手からできないとは思ってもみなかった。

しかしトライ開始から約1時間半、
オレはついにひらめいた。
単純なハイステップを採用したところ
ピタリとはまり、おじさん大喜び!
その後もほかの二人のムーブが参考にならないため、
いちいちつまずくのだが、最終的には何とか追いつき、
核心の遠いガバ取りムーブにまで到達。
ラストトライで飛び出しにも成功し、
次回に期待が持てるところまで
帳尻を合わせたのであった。



結局、全員敗退に終わったわけだが、
オレの中では壮絶なドラマがあった一日だった。
また、やりたい。


おまけ動画

この前日、妻の195が深呼吸を完登


《主なトライ/奥日原ボルダー》
【雨雲岩】レインマン 初段 ×
 ※とにかく岩のルックスがよく、登攀意欲をそそられる。



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プロフィール
HN:
anykey
性別:
男性
趣味:
ボルダリング
自己紹介:
世の中のボルダラーは、けっこうブログを書いてるよね。みんな読んでるよね。みんな強くなっていくね。でもさ、俺みたいなアラフォーボルダラーはなかなか強くならない。しかも万年3級。強いみんなには面白くないだろうけど、なるべく面白く、つづっていこうと思う。

<スペック>
身長177㎝(ちょっと大きめ)
体重62~64㎏台
  ※62kg台(登れる体重)
リーチ171㎝(これは悲劇)

<思ひ出の完登>

【御岳】
遊歩道岩逆トラバース(初段)
マルガリ(初段)
エゴイスト(初段)
勅使河原美加の半生(初段)
変形忍者返し(初段)
デッドエンド横断(初段)
ファットアタッカー(初段)
ソフト岩トラバース(初段)
遊歩道岩トラバース(1級)
マミ岩階段(1級)
猫砂(1級)
デッドエンド(1級)
丸こんにゃく中央(1級)
忍者返し(1級)
水の詩(3級)

【川井】
ミワタク(初段)
ベッケンバウアー(1級)
ブロックの右(1級)
キャピタル(2級)
I’ve(2級)
雨樋左(3級)

【小川山】
神の瞳(初段)
モルボル(初段)
忘却の果て(初段)
シャーク(1級)
モンスリー(1級)
ベヒーモス(1級)
エイハブ船長(1級)
黒豆(1級)
三日月ハング(1級)
MNP(1級)
流れの中に(1級)

【北山公園】
ショーギ入門(4級)

【瑞牆山】
猫頭ントル(初段)
指人形(初段)
カラクリ(初段)
ガリガリ君(1級)
夏への扉(1級)
日々の暮らし(1級)
祭の花(1級)
百里眼(1級)

【裏御岳】
ジュリエット(1級)
一徹右(2級)

【湯河原幕岩】
貴船(初段)
パイプライン(初段)
ヒールマン(1級)
木漏れ日(1級)

【十里木】
超深呼吸(初段)

【塩原】
鳥(2級)
後悔(3級)
Dライン(3級)
桜(3級)

【笠間】
シンプル&ディープ(初段)
エ・モーション(1級)
シンプルファイター(1級)
スーパーマントル(2級)
ワシントン倶楽部(2級)
ラブ・タッチ(3級)

【三峰】
涼しいマントル(初段)
一輪車(初段)
地面からランジ(1級)
どくろ岩(2級)
ミミズルート(2級)

OS=2級/RP=初段
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