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40代で二段登れたらなんかください
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2013年12月22日


本当は21日に湯河原の予定だったのだ。
嫁さんが子供たちをつれての忘年会とやらで、
家でひとりでがぶ飲みしていたのが間違いだった。
翌日は二日酔いで起きれず、
一緒に行く予定だったパヤシ君ご一行に迷惑をかけてしまった。

で、翌日の日曜日、
すっかり体調も戻った僕が向かったのが十里木ボルダーだ。
この岩場は夏に左足首をねんざして以来となるが、
ケガの原因となった十里木ジャンプと
超深呼吸(初段)をやるつもりだった。
先週、外岩復帰を果たした僕だけど、
体の復調具合が実はいまいち分からない。
以前に触ったことのある課題であれば、
なんとなく今の状態が分かるのではという目論見だった。


ビショビショだった(´Д` )


相性が悪いというかなんというか、
どうやらこの岩場は雨の降った2、3日後に
染み出しがやってくるらしい。
右側の5級、3級ラインは壊滅状態。
中央の深呼吸ラインは上部のポッケがどちらも濡れており、
しかもSDスタートの右手カチはどしゃ降りで、
まったく持てずに体を引き上げることができなかった。

それならばと十里木ジャンプに取りつくも、
スタート部分が絶妙に湿っていて、
ジャンプする勇気がわかない。
なんでここに来ちゃったかな~


一応、午前中いっぱい粘ってみたが状況は変わらず、
本来は超深呼吸を落とした後で
ちらっと寄れればいいかなと思っていた
天王岩ボルダーまで歩いて行ってみることにした。


こっちも濡れてた(´Д` )


リップは基本的にどこも濡れていたけど、
ルーフ部分は何とか使えそうな感じ。
半ばやけっぱちな気分で
般若、ウラヌス、色即是空とトライしてみると
まあ、ムーブの強度が高いこと!

特に般若、ウラヌスに対しては
ほとんど歯が立たない感じであっという間にヨレてしまった。
ああ、今の僕は薄かぶりまでの男なんだなと、
改めて実感させられて、
傷心の思いで帰宅したのであった。

あまりに情けなかったので、
思わず家に帰ってからYouTubeで確認すると、
般若もウラヌスもまったくムーブがトンチンカンだった。
あれではいくらやってもできるわけもない。
ムーブ解析能力も含めて、
どっかぶりはほとんど素人ってことだな。

鍛えなおします。


(おまけ動画)



《主なトライ/十里木・天王岩ボルダー》
【メインの岩】ガバポケ 3級〇
 ※再登。2回ほどすっぽ抜けで上部から落ちた。
【天王岩ボルダー】般若 初段×
 ※ヒールが痛い。手順を間違っていた模様。
【天王岩ボルダー】ウラヌス 二段×
 ※スタートできなかった。完全にフィジカル不足
【天王岩ボルダー】色即是空 初段×
 ※可能性は感じたが、核心と思われるリップ中央が濡れていて解決できず。
【天王岩ボルダー】カロン 3級〇
 ※下地が悪く、ビビッて一撃逃す。



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2013年12月16日



右足首を剥離骨折した10月19日の瑞牆以来、
58日ぶりに外で岩登りを楽しんできた。
復帰戦とはいえ、まだ完治とはいえない状態であり、
あまり高いところからの着地には不安もあった。
せっかくの平日、できればひとりで静かに
岩と対峙したいという思いがあった僕が選んだのは
なるべく人がいなそうな近場の岩場、裏御岳。
足に負担の少なそうな垂壁課題があるざぶとん岩で
のんびりとリハビリクライミングを楽しむつもりだった。

ベストシーズンの小川山に泊まりこみでいくかのような
ハイテンションでたどり着いたざぶとん岩は期待通りの貸し切り状態。
静かで、そこに岩があって、僕は登れる状態にある。
ブラッシングがおろそかなチョーク跡さえ愛おしく思えるほど、
この日を僕が待ち望んでいたことは明白だった。
アップがてらに以前に登ったことのある4級課題にとりつく。
すると2カ月のブランクなどなかったかのように、
スムーズに登りきることができた。


もうそれだけで逝った(´Д` )


その後は宿題だったランジ課題にとりつき、
なんとか足下にした後、今の自分には厳しい2級課題に
しつこくトライしながら幸せな時間を過ごした。
幾度かボルダラーが上の林道からこちらを見下ろしているのに気付いたが、
みな遠慮をしてくれたのか、ざぶとん岩の前では終始ひとりきりだった。





ちょっと疲れたところで
以前から興味のあった奥多摩でも随一のハイボルダー、
おむすび岩を見学にいった。
誰もいないと思ったのに、そこには
年季の入った感じのボルダラー氏がいて
「いっしょに登りましょう」と声をかけてくれたのだが、
まだ足に不安のある僕は丁重にお断りをした。
本当はそうとう心を揺さぶられたのだが、
今の僕はかなりケガに対しては慎重になっている。
なにより目の前に屹立する岩の威圧感はかなりのもので、
怖気づくには十分だった。
とはいえ、核心は下部のようだし、僕向きの課題だとも思った。
ロックオンである。

その後は御岳へと転戦し、
マントルの初段、マルガリに取りついた。
たまに体が浮いては喜ぶという
何とも情けない状況ではあったけど、
なんだか多幸感に包まれてしまい
ケガをしないうちに早く帰ろうと
なんだか妙な心理状態に陥ってしまったのだった。

今週末は湯河原幕岩に行く予定。
まだまだ限界グレードに挑戦という感じではないが、
徐々に体を慣らしていきたいと思う。


とにかく岩場は最高だ


(おまけ動画)





《主なトライ/裏御岳・御岳ボルダー
【ざぶとん岩】ちゃぶ台返し 4級◎
 ※再登。
【ざぶとん岩】一徹 4級◎
 ※再登。
【ざぶとん岩】男一徹 3級〇
 ※ランジ課題。左手のホールドが滑るのが核心。
【ざぶとん岩】一徹右 2級×
 ※左手のピンチが悪い。時間がかかりそう
【マルガリ】初段 ×
 ※体を岩に寄せるのがコツと学んだ。コツコツ触ろう。
【ウォーミングアップエリア】5級SD左 〇
 ※再登だが、ルーフ下のアンダーからスタートしたら厳しかった(´Д` )
【ウォーミングアップエリア】5級SD右 〇
 ※再登。







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プロフィール
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anykey
性別:
男性
趣味:
ボルダリング
自己紹介:
世の中のボルダラーは、けっこうブログを書いてるよね。みんな読んでるよね。みんな強くなっていくね。でもさ、俺みたいなアラフォーボルダラーはなかなか強くならない。しかも万年3級。強いみんなには面白くないだろうけど、なるべく面白く、つづっていこうと思う。

<スペック>
身長177㎝(ちょっと大きめ)
体重62~64㎏台
  ※62kg台(登れる体重)
リーチ171㎝(これは悲劇)

<思ひ出の完登>

【御岳】
遊歩道岩逆トラバース(初段)
マルガリ(初段)
エゴイスト(初段)
勅使河原美加の半生(初段)
変形忍者返し(初段)
デッドエンド横断(初段)
ファットアタッカー(初段)
ソフト岩トラバース(初段)
遊歩道岩トラバース(1級)
マミ岩階段(1級)
猫砂(1級)
デッドエンド(1級)
丸こんにゃく中央(1級)
忍者返し(1級)
水の詩(3級)

【川井】
ミワタク(初段)
ベッケンバウアー(1級)
ブロックの右(1級)
キャピタル(2級)
I’ve(2級)
雨樋左(3級)

【小川山】
神の瞳(初段)
モルボル(初段)
忘却の果て(初段)
シャーク(1級)
モンスリー(1級)
ベヒーモス(1級)
エイハブ船長(1級)
黒豆(1級)
三日月ハング(1級)
MNP(1級)
流れの中に(1級)

【北山公園】
ショーギ入門(4級)

【瑞牆山】
猫頭ントル(初段)
指人形(初段)
カラクリ(初段)
ガリガリ君(1級)
夏への扉(1級)
日々の暮らし(1級)
祭の花(1級)
百里眼(1級)

【裏御岳】
ジュリエット(1級)
一徹右(2級)

【湯河原幕岩】
貴船(初段)
パイプライン(初段)
ヒールマン(1級)
木漏れ日(1級)

【十里木】
超深呼吸(初段)

【塩原】
鳥(2級)
後悔(3級)
Dライン(3級)
桜(3級)

【笠間】
シンプル&ディープ(初段)
エ・モーション(1級)
シンプルファイター(1級)
スーパーマントル(2級)
ワシントン倶楽部(2級)
ラブ・タッチ(3級)

【三峰】
涼しいマントル(初段)
一輪車(初段)
地面からランジ(1級)
どくろ岩(2級)
ミミズルート(2級)

OS=2級/RP=初段
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