2014年7月19日
地道にジムトレを積んでおったが、
そろそろもう限界だ!
仲間の都合が合うのがこの日だったというだけで、
天気予報だとほとんどノーチャンスの
3連休の初日に瑞牆に特攻してきた。
雨だったら登山に切り替えるというダブルスタンバイ。
そもそも瑞牆にはあまり天候的に恵まれたことがないこともあり、
万が一、午前中でも登れたら御の字というくらいの
勝ち目のないギャンブルに挑むような気分。
ところが現地に着いてみると、
駐車場の道路は若干湿っており、頭上は厚い雲が覆っていたものの
遠い空には晴れ間さえ見え、神に感謝したいくらいな感じ。
さっそく登山チーム2名、ボルダーチーム3名の二手に分かれ、
その時が来るまでに全力を尽くすことになった。
僕が瑞牆ボルダーを訪れるのは、
日々の暮らし(1級)のリップ取りのパート練習中に
右足首をマットの間にはさんで剥離骨折した
昨年の10月以来、約9か月ぶりのこと。
当然、この課題には一方ならぬ思い入れもあって、
というかこいつにリベンジすることしか考えていなかった。
幸い、同行した盛り、ひぐちんも付き合ってくれるというので、
いつ雨が降るやも知れん状況も鑑みて、
朝一でこの課題をトライすることにした。
登れなかった! でも、前回よりは進歩していて、
あとは最後のリップ取りムーブまで、
どう力を残して持ち込むかというだけ。
敗退して改めて思ったけど、この課題は面白い。
ものすごく厳しいムーブはないけれど、
楽にこなせるパートがひとつもなくて、
最後までミスができない感じが緊迫感をあおる。
加えて僕はこの課題で骨折していることもあり、
気を抜くと、あの時の苦い思い出がよみがえってくる。
それでも正直、この日のうちに完登できる手ごたえはあったのだが、
そろそろ決めるぞという時に、
スイッチが切り替わるように腹筋が終わり、
スタートの一手ができなくなって、しおしおのぱー(´Д` )
仲間のふたりも同じように吸われて敗退し、
真剣勝負はここで終わりとなった。
もともとクライミングができるかどうかも怪しかっただけに、
岩場で楽しめただけで勝ち組というのが僕らの総意だった。
その後は、あちこちで3級前後の課題を漁ったけど、
この辺のエピソードはもはや蛇足である。
瑞牆山の登山から戻ってきたパチと魔裟斗に
二の谷の遊歩道で偶然再会できたのが
わりと心に残った。
朝からずっと、時おり小雨にやられていたが、
15時半頃、本格的に降られて撤収。
ジム練のやる気が戻ったおまけ動画
《主なトライ/瑞牆ボルダー》
【美しき日】スラブ 4級◎
※OS
【美しき日】日々の暮らし 1級×
※いつ登れてもおかしくない。
【美しき日】普通の日 初段SD×
※ド敗退。ムーブ探しに終始。
【東雲岩】黎明期 5級〇
※SDスタートはまったくできない(´Д` )
【泉岩】泉の家 初段×
※おさわり程度。そそられなかった。
【みんなの岩】3級SD〇
※やさしめだけど、面白い。
【みんなの岩】3級〇
※ラインがわかりにくい。面白かった。