2015年4月18日
ホーム岩場ともいえる御岳だけど、
最近は笠間にはまっていたせいもあって、とんと無沙汰。
この日は家庭の事情であまり時間が取れなかったので、
久しぶりに訪れてみると、うれしいことに鵜の瀬橋が復旧しており、
寒山寺方面からの移動はだいぶ楽になっていた。
基本的に自分の中で一端、区切りのついた岩場。
どれをどうしようという気もなかったため、
過去に敗退した課題を巡礼することで、可能性を探ることにする。
せっかく鵜の瀬橋が復活したので、
まずは橋のたもとにある命ください岩の正面2級にトライ。
なんとスタートもまともに切れずに光速で敗退し、
自分がまったく強くなっていないことを思い知らされた。
失意を胸に、続いて忍者岩の子供返し。
こちらは以前、右膝をキョンムーブで痛めて放置に至ったため、
普通の屈伸ムーブに変更してやってみた。
6回トライして、最後に指がガッツリかかったけど、止まらず敗退。
この数か月間、何をやってたんだろ。
最後にピンチオーバーハングの岩。
下地はかなりビショビショだったけど、
人がわんさかいたので強引に混ざってみた。
以前、僕がこの岩でファット・ブロッカーにトライしたのは、
2012年の10月のこと。
とはいえ、まったく可能性が感じられなくて敗退しているので、
宿題という感じでもない。
案の定、スタートの仕方すら分からなかったので、
人のムーブをパクってトライ開始。
すると以前、まったく持てなかったアンダーが持てるようになり、
次のムーブに移行できるようになっていた。
あ、 成長(´Д` )
その後は右手でうっすいホールドを保持するところまではいったが、
左足が高いところに上がらず、二段カチは取りにいけなかった。
そういえばこの岩はキーホールドが欠けたのだった。
でも何度か通えば、もう少し進めそうな気がする。
子供返しよりは断然、楽しい。
ところでこの日、別行動をしていた
ギエがマルガリを登ったという。
動画を見たら、いきなり左足スタートで右足を上げている。
そういうやり方は見たことなかったので、
ちょっとマット盛りすぎかも・・・などと指摘したことを後悔している。
恐らく彼のパワーと体格に見合っていたムーブなのだろう。
そもそもあの課題は下地が下がりすぎてしまい、
組み木の上にマットを積み重ねるのが当たり前になった時点で、
もはや正解などないのだ。
小言をいうジジイにはなりたくなかったのだが、
気づけば小言が似合うジジイになってしまっていた。
《主なトライ/御岳ボルダー》
【命ください岩】命ください中央2級 ×
※なんてことだ。まったくスタートできない。
【忍者返しの岩】子供返し 初段 ×
※もはやライフワーク。
【ピンチオーバーハング】ファット・ブロッカー 初段 ×
※クロスアンダーから微妙な突起を保持するまで。足を上げたい。
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