2015年4月12日
雨続きの中、1日だけ晴れ予報がついた日曜日、
前回と同じメンバーで笠間に行ってきた。
はじめは岩肌にぬめりを感じたが、
じきに風も吹き始め、ほぼベストコンディション。
つくづく笠間は相性がいい。
初めてのヒップ岩周辺でみんなそろってアップをした後は、
ギエ、イケメン、シモムウの3名はハングマンへ。
僕はひとりでシンプル岩へ移動し、
今一番登りたい課題、シンプル&ディープに狙いを定めた。
前回は初手を取れる確率が2割程度だったのが、
この日は9割がた止まる感じで調子がよい。
2度目のトライで足上げ後の上部カチを止めることに成功したが、
このホールドが予想以上に悪く、体を引き上げられない。
改めてムーブを作り直すことにする。
そこでスタート位置からそのまま右手を返すムーブを採用したところ
いきなりの好感触。このまま行ってしまえ。
核心のブラインドでの左足乗せも成功し、手に足を挟んで上部カチも保持。
正直、終わったと思ったところで痛恨のスリップ!
まさにシンプル&ディープ・・・・最後まで繊細な課題なのね。
その後は一度も同じ地点までたどり着けなかった。
僕がシンプル岩で奮闘中、ギエは見事ハングマンを完登。
イケメンはラブ・タッチをマントル返しせずに登り切るという
前代未聞の快挙をやってのけた(=ローリング)。
僕とシモムウはこのままでは坊主の危機だったが、
帰り際に立ち寄った大黒石で、
シモムウがアンダークリングを驚異の粘りで完登。
僕も大黒トラバースを登って全員が成果を残したのであった。
1日を終え、大黒石をブラッシングしていたら何だかおしりが涼しい。
お気に入りのクライミングパンツが盛大に破れてしまっていた。
ひょっとしたら泣きの一回があるかもしれないけれど、
一応、今シーズンの笠間にはひと区切りをつけようと思っている。
《主なトライ/笠間ボルダー》
【ヒップ岩周辺】7級 ◎
※OS。ノーマットでやったが、高さがあって面白い。
【ヒップ岩】直登スラブ 1級 ×
※上部アンダーをマッチまで。次の一手には勇気が必要。
【シンプル岩】シンプル&ディープ 初段 ×
※最後の最後まで気が抜けない課題。悔しい。
【大黒石】大黒トラバース 2級 ○
※2撃。くっついている岩は使ったが、くっついてない岩は未使用。
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