2015年6月28日
この日はとにかく暑かったけど、
梅雨の合間にこれだけの晴天は貴重なのだ。
ギエ、むーさんと3人で当初は小川山に行く予定だったが、
「ガリガリ君がなあ・・・・」というつぶやき作戦が功を奏し、
最終的には瑞牆に到着した。
朝9時前のガリガリ岩は染み出しがあり、
岩肌もシケシケだったが、徐々に状態がよくなり、
アップが終わる頃にはまずまずのフリクションになっていた。
思うにこの日のターゲットであるガリガリ君(1級)は、
とにかく自分にあったムーブを見つけることが核心である。
基本的に僕を含めた3人はバカばっかりなので、
ムーブを見つけるのは理屈ではなく単なるひらめきが多い。
序盤はもはや自動化させていたのだが、
上部のスローパーを取った後の抜け出しが決まらず困っていた僕。
そんな中、161cmと小柄なギエがマイムーブを見出し、一番乗りで完登。
ギエはちゃんと動画を撮るために再登までしていた(´Д` )
さらに同じく161cmのむーさんもギエのムーブを参考に
一気に完登目前のところまで進展!
まずい、これは本当にまずい!!すでに4パターンくらいのムーブを試していたのに
まったく打開できる気配がなかった僕はこの時、心底焦っていた。
ついにギエに下克上を許したばかりか、迫るむーさん。
しかしここで渾身の非力ムーブをひらめき、
電池切れ寸前でなんとか完登をもぎ取ったのであった。
残念ながらむーさんは完登こそならなかったが、
次回は大いに期待ができるだろう。
この後、初めての指人形を3人でトライしたが、
基本的にバカばっかりなのでムーブ作りの効率がすこぶる悪い。
むーさんは「ムーブは寝て待て」との名言を吐き、居眠りをしていた。
ある意味、すがすがしいまでのクズっぷりである。
指人形はホールドが豊富で、様々な可能性を探るのが楽しかった。
結局、最後のランジで使うホールドが決まらず、
飛び出しまではできなかったけど、挑戦権は手に入れた感じ。
もう僕は帰ってもよかったが、
皇帝岩と山形県エリアで遊んで終了。
宿題だった背伸び運動を回収できたのはラッキーだった。
それにしても近頃の仲間内の成長ぶりは著しい。
日々の努力も半端じゃないギエには完全に追い抜かれたし、
ジムではパチとかパヤシにもはや勝てない。
ほかにも毎日のように若手に追い抜かされている。
僕に残されたアドバンテージは経験だけなので、
この先は二度とクソムシどもにアドバイスはしまいと
固く心に誓うのであった・・・・
追いかける立場って楽だなあ(´Д` )おまけ動画
《主なトライ/瑞牆山ボルダー》
【ガリガリ岩】ガリガリ君 1級 ○
※他にない課題だと思う。
【指人形】初段 × ※右足を棚に乗せるのが狭くて辛い。
【皇帝岩】剣 4級 ×
※1トライのみ。集中できず、途中で自粛した。
【背骨岩】背伸び運動 3級 ○
※スローパーは取りづらかったので、その左のかかりの良いところを止めた。
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