2012年11月25日
先週の反省もあって、前日は晩酌も控えめ。
ほぼベストのコンディションで御岳を訪れた。
もちろんこの日は、テッシー攻略に全力を捧げる予定。
しかし結果はまたも敗退(ズーン・・・)昼前から15時ごろまで断続的に十数回トライを重ねたが、
核心の右ポケットを捉えたのはわずかに3度。
そのうち2度はリップを止めることに成功したが、
自分の想像とは違って上部のリップにうまく対処できなかった。
正直、このトライでマントル態勢に入るとき
「ああ、登れた」と思ってしまったのを覚えている。
動画をよく見ると、リップにヒールが決まったあと、
右手はうまくプッシュできているのだが、
左手もほぼ同時に不用意に返そうとしている。
結果、左手がスリップ。
この後一度もポッケが止まらなかったことを思うと、
非常に悔いの残るトライとなってしまった。
惜しかったトライのあと、
砂箱岩に移動する仲間と分かれて居残りを決めたのだが、
「次は登れそうだね。完登シーン見たいから早く登って」みたいな感じになり、
マットを背負ったまま僕のトライを見守る人が5名という
非常にプレッシャーを感じる状況に追い込まれた。
立て続けに2度トライしたが、全然ダメダメ。
体のいいイジメであるそもそもこの日は非常にボルダラーの数が多く、
デッドエンドの正面だけで20名以上がひしめくような感じで
なかなか自分のペースでトライできなかった。
エイハブの時もこんな感じだったけど、
あの時と違って土壇場の集中力を発揮できなかったのは、
今後の課題であります。
テッシー敗退後は、とぼとぼと砂箱岩へ。
なんか見たこともないほど賑わっていたので、
気を取り直して久し振りに猫砂をトライしてみることに。
ムーブを何となく覚えていて、2撃に成功。
ちょうどほぼ一年ぶりの再登になったが、
初めて登ったときは持ちやすい棚の上からスタートしたので、
スタイル的にもより満足のゆく感じでうれしかった。
最後にひとつ豆情報を。
御岳小橋前の新しくなったトイレだが、
僕の知る限り、手前の個室はいつも紙が切れている。
僕はフリースのポケットに使い捨てのマスクを見つけたから
なんとか事なきを得たけど、
みんな気をつけろよ!《この日の主なトライ/御岳ボルダー》
【デッドエンドの岩】勅使河原美加の半生 初段×
※ポッケ取りは左手の引きつけを意識することで格段に安定感が増した。
【砂箱岩】猫砂 1級○
※再登。ほどよい高さが緊張感を誘う。
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