2013年7月20日
シーズンオフの真っただ中ということで
ここのところめっきり外岩熱が冷めていた僕だが、
先週の瑞牆でやけぼっくいに火がついてしまった。
ということで今度は秋川渓谷の岩場、十里木ボルダーへ。
水着を持参して完全にエンクラモードではあるが、
メンツは僕、ひぐちん、パヤシ君の男3人で色気なし。
真剣に登るしかない(´Д` )十里木交差点ふきんの無料駐車場から歩いて10分強。
「瀬音の湯」という温泉施設の敷地を抜け、
木製の柵が途切れているところを降りると川辺に出る。
そこから70mほど下流に下ると、
左右に長い十里木ボルダーのメインの岩が現れた。
はっきりいって暑いのでアップもそこそこにトライ開始。
まずは高さのある無名の5級課題を落とすと、
すぐさま有名な「毒ガス3級」を一撃した。
残りの2人も少々手こずりつつ追随。
「かなり甘めの設定かな」とこの時点では楽勝モード。
ところが続いてトライした十里木の看板課題「深呼吸1級」は、
なかなかに手ごわかった。
スタート位置はなんとか判明したものの、
両サイドの課題とすぐ隣り合わせになっているため、
どのホールドを使ってよいものかかなり悩んでしまった。
そして、間違いのないようにと自ら限定しすぎたことで
「これで1級?」というような
かなりハードなムーブを強いられることとなった。
結局、これはあまりにヒドイということで
YouTube先生に確認すると「やはり…」という感じであった。
余計な限定を解除するとほどなくリップ取りまでは到達。
しかしそれ以前にやっていた厳しめムーブのせいで
気付けば右手の人差し指に血豆ができてしまっていた。
気持ちが折れた(´Д` )もはやスタートの1手も取れなくなったので、
すぐ左隣にある「ガバポケ3級」に参戦。
こちらはすでに深呼吸に敗退した
パヤシ君とひぐちんがトライ中だったのだが、
毒ガスよりも断然、考えさせられる好課題だった。
ちなみにパヤシ君だけが無念のヨレ落ち敗退。
もはや伝統芸能の域に達している「瀬音の湯」でのんびりしていこうという話もあったが、
せっかくなのでDWS(ディープウォーターソロ)もどきが
できるというアメリカ淵へ移動。
スタートもままならず敗退したよ(´Д` )
おまけ動画
《この日の主なトライ/十里木ボルダー》
【メインの岩】5級◎ OS
※意外とホールドが甘く、高さがある
【メインの岩】毒ガス 3級◎ FL
※リップが少々遠い
【メインの岩】深呼吸 1級×
※リップが遠い。次回フレッシュならいけそう
【メインの岩】ガバポケ 3級○
※左のカンテ状のガバホールドは限定した。面白い
【アメリカ淵】DWS ×
※スタートにたどり着き、濡れていないホールドにたどり着くのが核心と思われる。そして全身をブヨにくわれた(´Д` )