2013年10月14日
右手の薬指はまだ治らない。
だいぶシワは増えてきた気がするけど
まだまだ腫れているし、カチやピンチはおぼつかない。
でも外には行きたい。
そこで指にやさしそうな三峰、笠間あたりで
初めての岩場を楽しみたいと思っていたら、
いつものパヤシ君が塩原はどうかと言い出した。
僕の知っている限り、ここの岩場は
ルーフにものすごい高難度課題がそろっている以外は
カッチカチな課題が多かったはず。
なぜかその話に乗ってしまった。僕、パヤシくん、グリズリーさん、カオリンという
お初の組み合わせで向かった塩原は、
想像以上にコンパクトにまとまった岩場であった。
ちなみにこの日の目標は3級を何本か完登すること。
もともと聞いたことがあったのは「後悔」ぐらいだったが、
トポを見ると3級、2級くらいに★のついている課題が多く、
今の僕にはちょうどよさそうな相手に思えた。
塩原には数回訪れているというグリズリーさんの案内のもと、
最初に向かったのは初・中級者にうってつけな
6級~初段までのラインが密集して引かれている後悔岩。
アップ後、さっそく看板課題の「後悔3級」にOSトライしたが、
よく分からないままどこかであっさりと落ち、
自分の弱さにさっそくがっかりした。
いつもならこんなくだりはブログに必要ないのだが、
実はこの日は終始こんな感じのトライが続いた。
結局、「後悔」は5、6回で落とすのだが、
その後にさわった3級課題も
ことごとくファーストトライからまったくもってピリッとせず、
一手一手じわじわと手を進めながら
なんとか完登へとこぎつけるというパターンの繰り返し。
若干、グレーディングが辛いような感じもしたが、
それ以上に自分の集中力の不安定さが目立つ一日であった。
トライした課題自体はとても多彩で面白く、
この狭いエリアによくもこれだけ魅力的なボルダーが
集まったものだと感心してしまう。
なんだかんだと3級を5本登ることができたが、
どうしても気持ちが高ぶってくる感覚がない。
はやく自分の限界グレードに挑戦していかないと、
モチベーションが萎えてしまいそうで不安を覚える始末。
3か月はまともに登れてないから(´Д` )ちなみにこの日、
パヤシ君は風邪気味で体がだるいといって
岩場に到着するなり車で寝込んでいた。
グリズリーさんはお手本に再登してくれる以外は
後悔SD2級という不毛な感じの課題に明け暮れていた。
唯一、カオリンが後悔3級を完璧なムーブで落とし、
桜3級にもあと一歩と迫った前向きな姿勢が
この日の一番の見どころではなかったか・・・・
次の週末は瑞牆に日帰り予定。
もう坊主回避のエンクラモードはおしまいにする。
(おまけ動画)《主なトライ/塩原ボルダー》
【後悔岩】アップ 6級◎ОS
※まあ、その通り。
【後悔岩】左カンテ 5級◎ОS
※ちょっと怖い。
【後悔岩】トラップ 5級◎ОS
※ホールドにだまされるな。
【後悔岩】後悔 3級○
※上部右の薄カチが握り込めず苦戦。完登動画を誤って消した。
【後悔岩】センターマン 2級×
※上部のホールドが見分けづらく敗退。
【エロンチョ岩】エロンチョ 4級×
※かまえただけ。怖くてまったく飛び出せない
(´Д` )【エロンチョ岩】エロンチョLR 3級○
※トポの設定ムーブとは違う登り方になった。ラインは合ってる。
【鳥岩】Dライン 3級○
※デッドポイントムーブの連続。楽しい。
【桜岩】桜 3級○
※薄かぶりのカチカチ好課題。
【桜岩】座算簿 5級◎FL
※ガバをトラバース。
【エロンチョ岩】エロンチョLL 3級○
※マントルしつつ、絶望的に遠く思えるホールドへ右手を伸 ばす。