2014年2月17日


首都圏でしか暮らしたことの ない僕だけど、
小学校を卒業するくらいまでは
雪はそう珍しくなかった気がする。
僕の好きだったY先生は大雪になると、
切りの良いところで教科書をパタッとたたみ、
近所の森林公園へ雪遊びに連れていってくれた。
隣の真面目な先生のクラスは もちろん授業中で、
僕らは笑いをかみ殺しながら外へと抜け出したものだ。

温暖化の影響で今ではとんと 珍しくなった雪は
僕にとっては懐かしい少年時代を思い出させてくれるもので、
たとえ少しくらい通勤が面倒になろうとも
ワクワク感の方が強い——そんな風に思っていた時期もありました(´Д` )


いいかげんにせいっ！ 雪っ！！！


せっかく調子が上向きになってきたのに、
この天候続きではいつ外で力を試せるものか。
雪かきのしすぎで腰もなんだか重いし、
ジムトレはそれはそれでがんばりすぎて
今にも体痛めそう･････。
週３ジムは４０のオッサンには体力的に辛いのよ(´Д` )


気を紛らわすために今さらながら今年の目標を。


１級以上を１０本（※条件付き）！

※宿題は全回収。ほかに１本以上「一手もの」を 含めること


伸び盛りの人たちにはしょぼい目標だろうけど、
我ながら絶妙なラインをついた設定だと、自負している。
ちなみに「一手もの」とは子供返しみたいな課題のことね。


以下、僕の中での宿題

●子供返し（初段・御岳）
●マルガリ（初段・御岳）
●日々の暮らし（１級・瑞牆）
●裂けた青空（初段・瑞牆）
●ヒールマン（１級・湯河原）
●忘却の果て（初段・小川山）
●超深呼吸（初段・十里木）


もちろんほかにも手を付けた課題はあるのだけれど、
とりあえず自分の中での思い残しというとこんな感じだ。
そしてケガのせいで完全に一年遅れになってしまったけど、
今年はタイミングを見計らって二段の課題にも挑戦したい。
ちなみに今のところ、今年の新規最高グレード２級ね(´Д` )

あともうひとつ、大事なこと。

ケガはもうしない(´Д` )

2014年2月4日


昨年12月に外岩ボルダーに復帰以来、
実はほとんど再登しかしていない。
これには自分の回復具合を図るという意味もあるし、
新規で１級や初段にトライしても
どのみち歯が立たないという実感があったからだ。

ところがこのところジムでも段々と調子が上がってきて、
強い傾斜の壁でもそれなりに動けるようになってきた。
一度減った筋肉がついてきて、体重が落ちやすくなったのも
好調につながっていると思う。
捻挫した左足首、剥離骨折した右足首は、
いまだにたまにスコーンと力が抜けるような感覚があり、
完全には不安をぬぐいきれないのだが、
ジムなどでも無意識のうちに飛び降りたりしていて、
どんどん良くなってきていることは間違いない。


長く、厳しい６か月だった(´Д` )


ところで平日休みだった昨日は、
復帰以来２度目の十里木へ行ってきた。
前日に雨が降ったことが気がかりだったが、
十里木は雨の降った２、３日後に染み出しがあるという
有意義な情報を得ていた僕は信じて突撃。
この時期は日中でもあまり日が当たらない岩なのに、
普通にトライできる状況だったのはラッキーだった。

この日の狙いは、いつもホールドがびしょ濡れで、
今までスタートが切れたことのない超深呼吸（初段）。
最初はやはり手も足も決まらず、
「キビシ〜」とかつぶやいていたけど、
つま先の角度に気づいてファーストムーブを打開！
その後、何とか深呼吸のスタートにつなげることができたが、
次の一手が非常に厳しく、最後は疲れ切って、
しおしおのぱーになってしまった。

実はこの日の午前中、アップを兼ねて
十里木からもほど近い黒茶屋ボルダーをのぞいてきたのだが、
こちらはびしょびしょのコケコケで、
お目当ての３級、２級あたりはトライすらしなかった。
ただひとつ５級のラインをさわってみたのだが、
なかなかバランシーで考えさせられる課題だった。
またいつかコンディションの良いときに
超深呼吸とセットで訪れたいと思う。

いずれにしても、
初段の課題にまともに取り組めたのは、
僕にとっては大いなる前進。
自分の中でも「けが人」という意識が薄まってきた。


そろそろ結果がほしいの(´Д` )



（おまけ動画）









《主なトライ／黒茶屋・十里木ボルダー》
【亀甲岩】５級　〇
　※リップがびしょぬれでマントル怖かった。
【メインの岩】超深呼吸　ＳＤ初段×
　※ムーブは完成。2手目、3手目と厳しいムーブが続く。
【メインの岩】毒ガス　ＳＤ３級〇
　※ＳＤでやってみたら、上部で少し疲れるので３級っぽくなった。
【メインの岩】深呼吸　１級〇
　※再登できた