2014年4月12日
すっかり春本番の御岳へ行ってきた。
登れそうな課題はあらかた登ってしまったのが一番の原因だが、
御岳で新たに課題を落とすことができなくなって久しい。
残っているのは基本的には初段以上だし、
しかも混んでいる岩が多いので、
打ち込みたいと思える課題がない状態が
長いこと続いてしまった。
そうだマルガリしようどうしてそう思ったのかは自分でもよく分からないけど、
いくつか理由を挙げるならば、
・ひとりでトライできる・ケガ復帰後のパワーの戻りを知りたい・マントルは苦手ではない
・桜が咲いているまあこんなところか。
一応、マントル好きの僕としては
足さえ上がってしまえば何とかなるという目論見。
しかも鵜SDに敗退した盛りも
付き合ってくれるというので、
マット2枚と万全の状態でトライすることができた。
しかし暑い!うすうす予想はしていたが、
直射日光が照りつけるマルガリの岩は
お世辞にもよいコンディションとは言い難い。
ぬめりはたいして感じなかったが、
岩肌が温かいし、すぐに自分の手が汗をかくのだ。
それでも指に力のこもる良い時間帯はやってきて、
僕はこの日、一手目のポッケを初めて止めることに成功した。
その後は3回に1度くらいの確率で一手目が止まるようになり、
どうやらこの部分のムーブは固まった。
いっしょにトライしていた盛りは一度は足上げに成功して、
マントル体勢に入ったかに見えたが
残念ながらもじもじして落ちてきた。
その後は出力が目に見えて下がり、
一手目すら取れなくなっていた。
こいつ、どれだけ体力ないんだ(´Д` )
僕はしつこくトライをかまし、
一手目を保持した後は
何も考えずに足を入れ替え、
右足を上げるという非常に主観的なムーブをあみだした。
しかし足を上げるときに、いつも左手が抜けてしまい、
結局、マントル体勢に入ることはできなかった。
しかし、もう少し時間帯を選べば、
次回の完登は期待できるといっておこう。
しかし、間に合うかな(´Д` )
この後、パチとパヤシの不毛なデッドエンド挑戦を見学した後、
田中君をトライしにテクテクと歩いたけれど、
この強傾斜の課題にまともにトライできる力は残ってなく、
つくづく「初段は1日1本まで」と痛感させられた。
風邪はようやく治ったみたいだ 《主なトライ/御岳ボルダー》
【マルガリ】初段
× ※トライし続ける資格はありそう。
【デッドエンドの岩】デッドエンド 1級
× ※2トライしたけど、再登できず。
【デッドエンドの岩】デッドエンド左 初段
× ※2トライ。ポッケの持ち方がまっさらになった。
【中州ボルダー】ジャンピングフック SD1級
○ ※SDだと少しだけ疲れる。
【田中君】初段
× ※ヨレヨレで何もできなかった。