2014年11月28日
最近よく感じるのは、
ボルダリングって遊びは登り続けていないと
段々と意識が低くなっていく。
最近の僕はやたらと休日出勤の頻度が多くて、
あまり岩場に行く機会がないのもあるのだけれど、
行ったら行ったで
やれモチベーションが上がらないだの
やれ登りたい課題が見つからないだの
我ながらしち面倒くさい人間に堕している。
しかしよくよく考えたら、
ただ行く機会を作れなかっただけで
登りたい課題はちゃんとあるのだ。
今シーズン中に登っておかなければ
寝覚めが悪くなりそうな因縁の骨折課題。
瑞牆の「日々の暮らし」である。
ふとその事実に気づいた僕は、
休日出勤の前日に代休をねじこむことに成功し、
ひとり瑞牆へと繰り出した。
間違いなく今シーズン最後になると分かっていることもあって、
運転中も不安と自信がないまぜになった
あまり心地よくない緊張感を味わっていた気がする。
以前、このブログに書いたことがあるが、
僕はRP間近となった課題に限って、
たとえ完登できたとしても手こずる傾向がある。
翻って、つい先日クラシック3課題を登り終えたパチという男は、
長くトライしてきたデッドエンドとエイハブ船長を
どちらもその日のファーストトライで完登するという
なかなかの離れ業をやってのけた。
まあ、見方を変えれば、
フレッシュでないと登れないのか?って感じもあるけど(´Д` )
ともあれ、この日の僕は最近のパチを見習い、
なるべく少ない回数で登り切ろうと
心に決めていた。
結果、2便で因縁の課題を完登。
残念ながら一撃とはいかなかったが、
誰もいない美しき日岩の前でひとり喜びをかみしめた。
文字通り、朝飯前の宿題回収劇だった。
時間がたっぷりあまったので、
続いて「裂けた青空」に残りのすべてを捧げようと勇んで移動。
ところが、ほとんど人がいない岩場で
なぜかこの課題の前には4人の先客がいた。
仲間に入れてもらう選択肢もあったけど、
わざわざ一人できた意味がないと思い、その場を立ち去った。
たぶん4人組も僕がいなくなってうれしかったと思うな。
そんなわけで気持ちを切り替え、
あちこちで課題を触りまくって種まきへ。
歯が立たない課題も多かったけど、
倶利伽羅(初段)には可能性を感じた。
ところで計算岩の周りは湿地帯っぽくなっていて、
最初は右足、次に左足を泥んこにした。
久しぶりに夢中になって遊んだ(´Д` )おまけ動画
《主なトライ/瑞牆山ボルダー》
【一本桜岩】5級 ◎
※OS
【美しき日】日々の暮らし 1級SD 〇
※すごく楽しい課題だった。もう二度とやらね。
【美しき日】普通の日 初段SD ×
※ちょっと触っただけ。春にやりたい。
【団栗岩】団栗 5級 ◎
※OS
【団栗岩付近】ハング 4級SD
〇 ※日々の暮らしもどき的な課題。
【倶利伽羅】竜王 1級SD ×
※立ち上がって初手を取るのがやっと。キツイ。
【倶利伽羅】倶利伽羅 初段 ×
※序盤が核心か。ムーブは分かった気がする。
【泉岩】泉の家 初段 ×
※核心と思われる右のポッケ取りが止まらず。いまいち乗らない。
【泉岩付近】マントル 3級
〇 ※意外とムーブがあって面白かった。
【東雲岩】黎明期 3級SD
〇 ※プチ因縁課題。やっとスタート切れた。
【計算岩】算術 1級SD ×
※スタート位置がよくわからない。ド敗退。
【桃岩】桃の花 2級 ×
※ムーブは思いついた気がするが、反映できず。
【桃岩】桃源 左抜け 直上version 5級SD
〇 ※左下のガバスタートでやってみた。面白い。
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