2015年5月24日
天気の予報も悪いし、
モチベーションにあふれているわけでもない。
懸案の左足の小指はいまだに10本の足指のうち3番目の太さを誇る。
しかしビニールを使えばミウラーが履けることが判明したので、
今年初めての瑞牆にギエ、ムーさん、ライトくんと出かけてきた。
二日酔いもあって我ながらテンション低めな朝だったが、
僕以外はみなさんモチベーションが高いので、
そのうち引きずられてやる気も出るだろうと
足を引きずりながらついていく。
ガリガリ岩でアプローチシューズのまま何となくアップを済ませると、
ガリガリ君のムーブを動画で研究してきたという知らない3人組がいたので、
そのムーブを丸パクリで始めてみたら、わりと惜しいところまでいった。
ムーさんは股関節が硬いことが判明した。
その後、近くの材木岩でマントルの2級課題にトライ。
ギエとライトくんがわりとあっさりと完登する中、
本来マントル上手なはずの僕だけが敗退し、
いったん上がりかけたテンションがまた下がっていった。
ムーさんは腹筋が弱いことが判明した。
続いて「百里眼」にトライするというのでまたも観戦に回る。
この日はこれが本命らしく、皆の真剣度が違う。
言いたい放題で失敗トライをディスっていたら、
「あんた、やる気あるのか!?」とギエに怒られたので、
すごすごと場を離れ、秋に可能性を見出した「倶利伽羅」と対峙した。
ところが以前できたはずのスタートが切れない。
この時点で左足を思い切り踏み込むような課題はできないと
思い知らされたのであった・・・・
もはや何をすればよいのか途方にくれそうになったが、
裏手の「カラクリ」がやたらと賑わっていたので様子を見ることに。
すると、あまり高さもなく、どうみても右足ヒールがカギっぽい。
「これだ」と思いましたね。ようやくやる気がわいてきた昼下がり。
スタートがパワフルで苦手だったけど、
なんとかこなせるようになり、あとはつなげるだけ。
たまに百里眼をのぞきにいくと、ちょうどギエの完登に出くわした。
ところで、ムーさんはランジせずにリップが止まりそうなことが判明した。
ギエを祝福すると「あんた、いまだに坊主だね」とディスられる。
いそいそとカラクリに戻るとスタートができなくなっており、
5~6回連続でスタートに失敗すると、
もはや左腕が終わりかけていた。
しかし、何度かレストを交えて気合いの完登。
気づけば夢中になって遊んでいたのだった。
《主なトライ/瑞牆山ボルダー》
【ガリガリ岩】ガリガリ君 1級 ×
※他人のムーブをパクり、可能性を見出す。
【材木岩】マントル 2級 ×
※たぶん小さい人有利。
【倶利伽羅】倶利伽羅 初段 ×
※スタート切れなくなった。
【倶利伽羅】カラクリ 初段 ○
※ホールドが欠けて易しくなったらしい。最後のガバ取りが面白い。
【美しき日】普通の日 初段 ×
※ビニール履きで左ヒールをすると靴が脱げるので諦めた。
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