2017年5月28日

花崗岩は登りたいけど、
小川山や瑞牆に繰り出すのは面倒くさい。
こういう気持ちってわかる?
わからなくてもいいけど、
そんな理由で初めての岩場、
白州ボルダーに行こうと思った。
そうと決めたその前日、
おりしもその白州で新エリア公開イベントが
あるとTwitterを通じて知ったのだけど、
少し離れた場所だと教えてもらい一安心。
それでも慎重派のオレは、
早朝4時半に自宅を出発して、
万が一にも駐車できない羽目には陥らないように
石橋をたたいて渡る作戦に出た。
須玉から約20分、山道じゃないから運転も楽ちん。
無事に7時前には到着した。
メインの八間岩はなかなかの迫力。
下地はマットがないだけでジムのように平らで、
なんとなく川井ボルダーを思い出した。
岩のすぐそばに大きなキャンピングカーと乗用車2台が止まっていて、
かわいい子供たちに朝の挨拶をされる。
どうやら家族連れでここに泊まったみたいだ。
ボルダリングなのにセレブっぽくてカッコいい。
色々教えてもらおうと思ったら、
あっという間に帰ってしまった。
帰り支度はすでに済んでいたみたいだけど、
なんだか邪魔をしてしまったかな。
なんつって一人でラッキー。
簡単なスラブでアップをして、
4級のスラブに敗退。
ちょっと気落ちしたが、
素晴らしくきれいな岩場で早朝から、
のんびり一人で登っている事実に深い満足を覚えた。
その後、小淵沢に住んでいるという
地元の3人組が登りに来たが、
せいぜい2時間程度遊んでパーッと帰ってしまった。
まったくもってうらやましい。
この日はとても暑く、特に八間岩の薄かぶり面は
日当たりが良すぎて、黒いマットが素足で歩けないほどだった。
虫も多かったな。
それでも12時頃まで八間岩周辺で登っていくつか成果もあった。
さらに有名なドリームタイムがあるアイガー岩に足を延ばしたが、
最終的に直上の2級課題を登り切れずに敗退した。
次回は初段ラインで挑戦してみよう。
予定していた通り、明るいうちに帰宅。
少し耳に違和感が出た。
同日に小川山に向かったギエとライツは、
18時過ぎまで登って、23時過ぎに帰宅したらしい。
若いっていいな。