2015年11月7日
正直、明確な目標はないまま、
小川山に向かってしまったのだった。
ライツが神の瞳に王手がかかっているそうなので、
すぐ裏にある飛沫でもやろうかなと。
ギエはその近くでミケとかいう
強傾斜の一手もの二段をやると息巻いており、
正直、もはやついていけない人になってしまった。
まずは灯台もと暗しエリアでアップ。
妙齢のお姉様方が「素晴らしい4級」に打ち込んでらしたので、
久々にやってみたらとても面白く、
3回も登りなおしてしまった。
ライツはなぜかこの課題が宿題だったとかで、
激撃ちした末に完登をもぎ取っていた。
ギエは目薬パチパチという1級が気に入り、
こちらも激撃ち。
ボクも触ってみて可能性は感じたが、
飛沫と似たようなフリクション&パワー系課題なので、
深追いはせずにやめておいた。
居残りするというギエを残して、
ライツとボクはいざ石楠花エリアへ。
紅葉が終わったばかりで
ふかふかの落ち葉が気持ちよかったが、
斜面を下っているとすってんころりん。
ちょうど尻もちをついたところに
運悪く岩が露出しており、尾てい骨を強打してしまった。
よっぽど悶絶していたらしく、
通りかかった人に駆け寄られ、心配される有様。
だ・・・大丈夫! じゃないかも・・・
まあ折れてはいないと思うけど、
その後も痛みが治まることはなく、
ジーンとした鈍痛が終始残っていた。
何とか飛沫にはトライできたのだが、
いまいち下半身がふわふわしていて
体幹で固めるような動作がやりづらかった。
その後、隠れ人に移行するのだが、
高く足を上げようとすると尻の奥がズーンと痛く、
スタート位置に足が上がらない。
最後にギガントに初トライしたけど、
ケツから落ちる課題だったので悶絶。
試合を放棄してしまった。
ここぞの場面のために用意していた
エナジードリンクに手を出すこともなく、
なんとも不完全燃焼のまま
おそらく今年最後の小川山が終了。
ギエは目薬ぱちぱちを落としたそうだが、
さすがにミケには歯が立たなかったようだ。
神の瞳をまたもや宿題にしたライツは、
ギガントをフラッシュしていた。
尾てい骨を強打した後、
ボクは終始暗い顔をしていたらしく、
ふたりには迷惑をかけてしまった。
それはそうとして、
くだらないケガを繰り返す自分に
ほとほと嫌気がさしている。
アプローチでケガするくらいなら
不意落ちして骨折したい!
今現在は立っている時が一番ラクだぜ。
《主なトライ/小川山ボルダー》
【狸岩】狸寝入り 2級 ×
※スタートできず。あとで動画見たら、スタートはもっと上だった。
【狸岩】目薬パチパチ 1級 ×
※パワフルな課題。アップには向いてないかな。
【瞳岩】飛沫 二段 ×
※一度だけ右ヒールからのマントル体勢に入った。基本的にホールドが分からないので再現性なし。
【隠れ岩】隠れ人 1級 ×
※尾てい骨が痛くてスタートできず。
【ギガント】ギガント 初段 ×
※狭い。尾てい骨から落ち、やる気なくした。
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