2016年4月10日
ジムで調子が上がっていると
噂のパチと三峰に行ってきた。
ふたりで遠出するのは、
数年前に小川山に行って以来だ。
パチのいいところは共通の話題が多いので、
行き帰りのクルマの中で退屈しない。
ただしムーブは思いついてくれないので、
ほかにメリットは少ない。
実はその前日、御岳帰りの盛りと魔裟斗に誘われ、
地元で必要以上に飲んでしまったためにちょっと二日酔い。
誘った本人はいつの間にか寝ていた。
岩場に着いても集中力が付いてこない感じだし、
足がむくんでシューズがやたらと履きづらかった。
この二人については今も恨みに思っている。
さてパチは三峰の開放的なロケーションを気に入ったようで、
アップの時点からずっと楽しそうにしていた。
ただし特に何の下調べもしてこなかったらしく、
登れそうな課題を紹介しようかと思ったが、
「anykeyのやってない課題をやりましょう」と気を遣われた。
そこでどくろ岩の無名の2級にトライすることに。
一見して、7級程度にしか見えなかったが、
やってみるとスタートから難しく、離陸できない。
先にトライしていた女性にアドバイスを受けながら、
徐々に手を進めていったが、
人それぞれのムーブがまったく違ってくる
パズル的な課題だとここにきて気づいた。
結局、午前いっぱいトライして敗退。
まったくオレの目は節穴だ(´Д` )
午後からは元々やりたかった涼しいマントル。
ずっと混んでいたので遠慮していたのだが、
業を煮やして突撃したらいい人たちでよかった。
オレは前回、一応全ムーブをバラし終えていたのだが、
先客の男性が懸案のスタートを実にラクそうに切っていて、
試しに真似してみたらなんかできそうな感じだったので、
そのムーブを探ってみることにした。
1時間半、できそうでできないままだった(´Д` )
結局、以前のムーブに戻したわけだが、
ちょっとした工夫もあって前回よりも
省エネでスタートを切ることができるようになった。
まあ、はっきり言って遠回りもいいところだったが、
すごく楽しい試行錯誤の時間だったのでよしとする。
パチはスタンディングの4級をRPしたあと、
思った通りスタートの一手にド敗退していた。
鋼鉄の股関節には苦しかろう。
その後は遊びで川を渡ってみたり、
パチをペタシに案内したりして何となく終了。
帰り道では荻パンの今後や、
仲間内の噂話に花が咲いた。
《主なトライ/三峰ボルダー》
【どくろ岩】2級 ×
※できそうでできない。面白い。
【涼しいマントル】初段 ×
※初手が固まった。これは近々完登しておきたい。
【尖ったカンテ】3級 ×
※リップへのデッドが怖い。一人じゃ無理だ。