2014年3月22日


登れそうな課題は登っておこうということで、
超深呼吸（初段）狙いで十里木へ行ってきた。
この日は盛りという男が、後ほど現地で合流してくる予定。
ちなみにこの男、僕よりひと回り以上若いのだが、
過去にはデッドエンド横断を２撃するとか
中途半端な武勇伝を持っている。
今年の初めにも目の前でヒールマンを２撃。
そんなわけでこいつが現れると
自分のペースが乱されることは必至なので、
できればその前に落としてやろうと思っていた。


２手目ができなくなっていた(´Д` )


結局、盛りの登場を許してしまい、
さらには僕が恐れていた通り、
先に核心の３手目を止めたのはなんと盛り！
しかし最後のリップ取りに失敗してくれて、
心の底からホッとした。

何となくスイッチが入った僕は
その直後のトライで初めて３手目を止める。
１級部分は以前２度登っているだけに
「これで登れた」と思ったのは覚えているが、
なんかふわふわした登りになってしまい、
右手のポッケ取りでバランスを崩して落下。
一瞬だけど、えらく落ち込んだよ(´Д` )
でも、次のトライで完登した。



ちなみに盛りは唯一の弱点であるリーチ不足から
最後のリップ取りを解決できずにヨレ敗退。
ジジイに花を持たせてくれたのだろうか。
イヤミな奴だ(´Д` )


その後は御岳へ移動し、
デッドエンドにトライ中のパヤシとパチを冷やかしに。
ちなみにパヤシという男、
前週には「ポッケ取りは百発百中」と言っていたのに、
この日はただの一度も取れなかったらしい。
たぶん言葉の使い方を間違えちゃったんだね。
見慣れた風景です。

一方のパチはパヤシのムーブを丸パクリして、
初めてポッケに指が入るようになってきた。
ただしこの男、死ぬほど股関節が固いので、
たとえポッケ取りができてもその後の苦労は間違いない。
ご愁傷様です。


この後、敗残兵たちを引き連れて、
「田中君」をトライして終了。
この日が２度目という盛りはリップ取りまで進展していたが
ちょっと厳しそうな感じであった。
最後にものを言うのはやはりリーチですよ。


今回は一緒に登っている仲間の特徴を
軽く紹介しながらのブログ進行となったわけだけど、
帰りの祝勝会（僕だけ）では、
特にお祝いの言葉もなかったのは不可解である。
それどころか興が乗るにつれ、
いろいろと指摘を受けてしまった。
以下に列挙して今回のブログを締めくくるとする。



・仲間へのリスペクトが足りない
・ジムでマジで弱すぎる
・なんでもかんでもパワーのせいにしすぎる
・たいしてうまくない
・ただの怖いもの知らず
・何度も言うけどブログのタイトルがむかつく
・ケガしすぎクソワロタ



クソムシどもめ・・・・



おまけ動画

その翌日、嫁さんが完登。


《主なトライ／十里木・御岳ボルダー》
【メインの岩】超深呼吸　初段〇
　※自分の非力を試される課題だった。してやったり。
【田中君】初段×
　※みんなでやったら１手進んだ。フレッシュならリップ取りまではいけそ。

2014年3月16日


先週の湯河原から岩へのモチベーションがすっかり再燃。
２週続けてのリベンジを狙って、十里木ボルダーに行ってきた。
同じ日、仲間３人が御岳で登る予定だったので、
首尾よく超深呼吸を落とせたら、午後にも合流するつもりだった。


われながら強欲！


十里木には大雪前の２月頭に来て以来。
若干、残雪の心配をしていたのだが、
結果的にはアプローチ含めて何の問題もなかった。
ただし３日前に降った雨の影響か、
この日もＳＤスタート付近に染み出しが・・・
さらに足元は完全にびしょぬれと、
コンディションは絶好とは言い難かった。
どうもこの岩場とは相性が悪い。

それでもティッシュで拭くなどして何とかトライ可能に。
最初はＳＤスタートすら切れずにこっちが切れかけたが、
徐々に岩も乾いて、気づけば深呼吸スタートへの合流までは
かなりスムーズにできるようになっていた。

このあたりから完登のイメージがちらつき始めたが、
深呼吸の１手目にあたる３手目がどうしても止まらない。
いや、何度か止まったのだが、足が切れて止めきれない。
そのうち体幹がよれて、２手目が取れなくなってきた。
１級バージョンからたった２手増えるだけなのに、
この厳しさはさすが初段といったところか・・・
悪い、狭い、狭遠い！のコンボが
やけにヨレるanykeyなのであった。


はいはい、負け、負け(´Д` )


次週のリベンジを期し、
その後は黒茶屋ボルダーに場所を移して傷心のエンクラ。
観光客の冷たい視線を笑顔でかわしつつ
３級を２本登ってやった。
川に面した２級のラインは水没してたぜ。

               

おまけ動画



《主なトライ／十里木・黒茶屋ボルダー》
【メインの岩】超深呼吸SD　初段×
　※ここまできたら登っておきたいかな。
【亀甲岩】ステミング　３級○
　※リーチのおかげで楽に感じた。
【亀甲岩】トラバース　３級○
　※使えるホールドが限られていて、意外と難しい。